懐かしのゲームを語る場

ドラゴンクエストX 天空の花嫁(スーパーファミコン 1992年 エニックス)
いまさら説明不要な有名RPG。何でこれを紹介するのかというと当時はファイナルファンタジー派でこのドラクエ5は最初プレイしてなかったのですが小説版ドラクエ5を読んでから気になって中古でプレイしたというちょっと変わったきっかけでプレイし始めたからです。
この小説版は特に評判が高くゲームをプレイしてみたくさせるだけの魅力はあります。今では一般の書店ではなかなか手に入らないかもしれませんが通販などではまだあつかっているようです。家にあった小説の奥付には「初版 1994年」と書いてありました。もう14年も昔だったのか〜と懐かしい気持ちに。たいていの人はドラクエ5はプレイしてると思いますが小説版を読んでもう一度このゲームをプレイしてみてください。きっと新しい発見があるはずです。
フレームグライド (ドリームキャスト 1999年 ソフトウェア) 
ソフトウェアといえばアーマード・コア(AC)シリーズで有名ですが本作もロボットをカスタマイズして戦うアクションゲームです。ただACと違うのは舞台がファンタジーぽいところでメカもそういう要素が取り入れられています。
ACにない要素として火土水風のような属性が取り入れられています。これの相性で機体の性能が変化していきます。またパーツは鉱石を組み合わせて制作していきます。またスクワイヤといわれる支援兵器を出撃させることができます。これもやはり属性によって性能が変わってきます。またACが射撃メインの戦闘なのに対してこちらは格闘が優遇されています。格闘武器は剣ですがこれ以外にパンチなども使用可能です。また連続パンチや連続切りなどの連続攻撃も可能で格闘戦はACより選択肢が多くダメージも高いためACとは一味違った対戦が楽しめます。ドリームキャスト初期の名作ゲームといって差し支えないでしょう。
サーカスチャーリー (ファミコン 1986年 ソフトプロ)
チャーリーというキャラでサーカスの演目をこなしていくゲーム。横スクロールのアクションで操作は左右移動とジャンプだけ。演目は火の輪くぐり、綱渡り、玉乗り、馬の曲乗り、空中ブランコの5個。単純な操作ながら難しいです。またステージ上では現在何メートルという表示があり0Mがゴールになっています。子供のころは結局最後の空中ブランコクリアできませんでした・・・。
調べてみたらこのゲーム開発はコナミで最初はアーケードででてたみたいです。そのため「コナミ アーケードコレクション」というニンテンドーDSのソフトでもプレイ可能らしいです。アクション好きなら結構楽しめるのでは?そこそこお薦めのゲームです。
オメガブースト (プレイステーション 1999年 SCE)
3Dのロボを操作して戦うシューティングゲーム。最大の特徴は単純な操作で360度自由自在に動きまわれること。攻撃はロボ(オメガブースト)の手に持つ銃、ロックオンレーザー、ゲージを溜めて放つ体当たり「ヴァイパーブースト」の3種類。基本的にはロックオンレーザーをメインの攻撃手段にするでしょう。とにかくこのゲームにおける最大の売りは「かっこよさ」。シューティングゲームなのにリプレイ機能で自分のプレイを鑑賞できます。それだけかっこよさにこだわっているゲームですし実際かっこいいです。高速で360度動き回るしロックオンレーザーもド派手です。シューティングゲームとしてはいわゆる覚えゲーです。敵がめちゃめちゃ弾幕を張ってくるわけではありませんがいやらしい動きをするのでそれを覚えてクリアする感じです。序盤はラクですが最後のほうは結構難しいです。またステージ毎にクリア評価があり全ステージで評価Sは至難の業です。かっこいいシューティングゲームがやりたいならぜひこの作品をお薦めします。
ルート16ターボ (ファミコン 1985年 サン電子)
車でMAP上の障害物や敵を避けてアイテムを回収するアクションゲーム。MAPは16個の小部屋が表示され中のアイテムや敵のみドットで表示されるモードとその中に入って実際にアイテムの回収するモードの2種類があり16個表示されるMAPでアイテムや敵の配置を見ながら部屋を選んでアイテムを回収するという流れになります。攻撃手段もなくひたすら逃げるだけですが追われるスリルはなかなか楽しめます。そして音楽もゲームにマッチしてゲームを盛り上げてくれます。
機動戦士Zガンダム (プレイステーション 1997年 バンダイ)
プレイステーションで発売された唯一のZガンダムのゲーム。これは今現在まででてるプレイステーション2のガンダムゲームの原点ともいえるものです。今のPS2のガンダムゲームは大抵3Dで自機を背面から見た視点のシューティングが多いですがこのシステムを最初に採用したガンダムゲームが本作です。基本は1対1の対戦シューティングとも言うべき内容です。単純なビームライフルの打ち合いだけでなくブーストを使用したチャージ格闘やサブウェポン、変形機能などなど対戦ゲームとしてはなかなかの出来になっています。また一定ダメージでパーツが壊れてそこに対応した性能が低下したり一部武装が使用不可になったりします。ストーリーモードはDISCが2枚組でカミーユとシャアのシナリオがそれぞれプレイ可能です。ストーリーの合間に流れるアニメーションはPSにしてはかなりいい出来になっているのも特徴です。
難点は対人戦にはPS本体とモニターが2台必要なことでしょう。自分も対人戦はゲームショップに展示されていたところでしかやったことないです。(かなり楽しめましたが普通の環境ではまず無理)あとはモビルスーツの性能差が顕著すぎることです。実際ハイザックでZガンダムを倒すのはほぼ無理といえるくらい性能差がありすぎます。まあ対人戦は同レベルの機体を使いましょう。PSででたガンダムゲームではかなりの良作かと。ちなみにこれの続編には「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」があります。今まで出た中で唯一の「逆襲のシャア」のタイトルを冠するガンダムゲームです。これは本作の正当な続編でシステムも改良されています。より対戦ゲームとしてのバランス調整がされているのが特徴です。
バギーホッパー (ファミコン 1986年 データイースト)
このゲームの凄いとこは名前そのまんまなとこ。バギーでジャンプしようって発想が凄い。簡単にいえば上にスクロールするコース画面で自分の乗るバギーでゴールまでいくゲーム。コース中には障害物や敵の車、さらに池まであったりしますが総てジャンプして乗り越えていきます。敵の車はジャンプして上から落ちれば踏み潰すことが可能です。池も一応真ん中に着地場所があったりするのでちゃんと越えれるようになっています。車で走るとはいえレースゲームというよりアクションゲームです。アクションゲーム好きな方はぜひ挑戦してみてください。
TOP RACER (スーパーファミコン 1992年 ケムコ)
名前の通りのレースゲーム。世界各地が舞台でその地方ごとに何戦かしてポイント上位には入れれば次の地方に進めるというもの。なので毎レース1位を取らなくてもゲームは進行していきます。また本作はレースゲームとしてはシンプルです。車は4種類から選べますがチューニングなどの要素はなくその初期状態のまま走り続けます。一応車はどれも性能が違うので自分のプレイスタイルに合った車を選ぶとよいでしょう。
レースは基本的にコースを周回します。ガソリンのメーターもありガス欠になると動けなくなるので周回数の多いコースではPIT INする必要がありこのタイミングも重要な駆け引きになります。またレース中に3回だけニトロを使用できます。ニトロ発動すると加速性能が上がるだけでなく最高速度も上がるのでこれを使うタイミングも勝負に影響します。そしてレース中の音楽が秀逸。かっこよくてスピード感のある曲がレースを盛り上げてくれます。
シンプルですが走る楽しさを感じさせてくれる名作です。
ルドラの秘宝 (スーパーファミコン 1996年 スクウェア)
スーパーファミコン末期の名作RPG。3人の主人公それぞれの物語が絡み合い終章では4人目の主人公と他の3人の主人公が一緒にパーティを組んで冒険します。ストーリー的には「人類の滅亡まであと16日」というところから始まってそれぞれの主人公の視点からこの世界破滅の日に向かいます。基本的に4人目のキャラ以外はどこから始めてもよく主人公のパーティー同士が協力しあう場面などもあります。
また本作には「言霊システム」というものがありカタカナ50音のなかから最大6文字選んでそれを一般的なRPGでいう魔法として使うことができます。入れる言葉によってさまざまな効果が得られます。一応言霊にも法則性がありそれはゲーム中の会話で知ることができたり敵が使う言霊もそのまま使えるのでそこから法則を見つけたりといった工夫もできます。一風変わったシステムですが言霊探しは結構楽しめます。発売時期がプレイステーションなどが流行しだした時期なのであまり有名にはなりませんでしたがスクウェアらしい丁寧な作りの名作です。
幽☆遊☆白書 FINAL 魔界最強列伝 (スーパーファミコン 1995年 ナムコ)
あの人気漫画の幽☆遊☆白書のゲームでスーパーファミコンでは4作目にして最後の作品です。1作目と3作目はコマンド選択式の格闘ゲーム(コマンド選択するとアニメーションでキャラが格闘する)ですが2作目とこれは普通の2D格闘ゲームです。2作目は格闘ゲームとしてはあまり出来がよくなかったのですがこのFINALはかなりレベルの高い格闘ゲームに仕上がっています。弱攻撃>強攻撃のコンボや浮かせからの空中コンボなどなど基本を押さえたつくりになっています。
原作の技や雰囲気などもよく取り入れられています。必殺技の使用は霊力ゲージを消費し、また霊力は任意でチャージ可能ですが隙も出るので必殺技連打はできないようになってます。キャラによっては戦闘中にコマンド入力で変身できます。例えば蔵馬>妖狐蔵馬や幽介>魔人幽介などです。格闘ゲームとしても原作好きにもおすすめです。本作唯一の難点は一部キャラが強すぎってことでしょう。キャラによってあきらかに性能差があります。ここら辺は格闘ゲームの宿命かもしれませんが・・・。
超鋼戦記 キカイオー(ドリームキャスト 2000年 カプコン)
元々はアーケードで発売されたゲーム。いろいろなロボットが1対1で戦う対戦格闘ゲーム。とはいえ本作はアーケードではあまり流行りませんでした。初心者向けにシステムを簡略にしてあるので対戦ゲームとしてはバランスが悪すぎたためです。またCPU戦も異常に強いラスボスのせいでクリア困難です。
が本作はそんなことよりキャラやロボの設定やストーリーを楽しむものです。登場するロボは有名ロボアニメに出てくるようなののパロディが多くロボアニメ知ってる人ならそれだけで楽しめます。またドリームキャスト移植に当たりストーリーモードはフルボイスになっているのでより物語を楽しめます。ロボット物が好きな人にはぜひこのキカイオーの世界を堪能して貰いたいですね。ちなみに英語版のタイトルは「Tech Romancer」です。ロボにロマンとはさすがカプコン。カプコンはけっこうロボット物のゲームも出してます。有名なガンダムのVSシリーズもカプコンですしきっとカプコンにはロボット大好きな人が多いんでしょう。
ライアットスターズ (プレイステーション 1997年 ヘクト)
本作はSLGに分類されるものです。最大5人のキャラでユニットを組み敵味方ともこのユニット単位で戦闘することになります。ユニット内のキャラのパラメーターで速度が決定され速度の速いユニットから動くリアルタイム制のSLGです。これだけだとなんだか普通のSLGですがこのゲームは他のゲームにはない要素が多数あります。
まずキャラの育成ですが経験値ではなくお金を使用します。お金を消費することによってレベルアップが図れるだけでなくパラメーターを個別に上げることも可能です。これにより自由度の高いキャラ育成が可能です。またユニットはどんな組み合わせも可能ですのでキャラ育成と併せて豊富なユニットが組めます。戦闘はユニット同士が戦うのですが最大で5対5の総勢10人が戦う様はなかなか爽快です。戦闘は基本オートなので職業が上手くかみ合ったユニットなら一方的に敵を倒せるのでその組み合わせを研究するのも楽しみのひとつです。また戦闘中ジェムというのが溜まっていきます。これをつかってパーティアタックという技を使うこともできます。ただのオート戦闘ではなくこれらも状況に応じて使うことが重要になります。またジェムが10個でパワーストーンとなりこれをつかうことで強力なSSアタックが使えるのでジェムの使い道も戦闘の醍醐味といえるでしょう。
システム面ではいうことなしなのですが欠点はキャラの顔グラフィックがしょぼいこと。パッケージの絵もお世辞にもかっこいいとはいえません。このおかげでほとんどの方は手に取ることもなくゲームショップでは大抵投売りされています。しかし戦闘システムの面白さは他のSLGとは一味違うので見かけたらぜひプレイして見てください。
ティアリングサーガ ユトナ英雄戦記 (プレイステーション 2001年 エンターブレイン)
任天堂の有名なSLG(シュミュレーションゲーム)である「ファイヤーエムブレム」(FE)のスタッフが開発したSLG。当初は「エムブレムサーガ」というタイトルでFEと同じ世界観でゲームが作られていましたが任天堂からの訴えもありタイトル変更になりました。(これは裁判にもなっています。結局最高裁まで審議されました)
内容的にはFEにかなり近いシステムを採用しています。もちろんこのゲーム独自のシステムもありますが基本的にシナリオ違うだけのFEといってもいいかも。FEが任天堂のゲーム機でしかできないことを考えるとこのFEぽいシステムのゲームがPSでできるということには大きな意味はあると思います。
内容的には二人の主人公がいてそれぞれの軍団で物語を進めていきます。途中で合流したりしますが基本的には最後にいくまで別々の軍団のまま進みます。リュナンとホームズという二人の主人公がいてリュナン軍が王国の正規軍なににたいしてホームズ軍は正規兵ではなくシナリオも一本道ではなく寄り道ができるので基本的に育成したいキャラはホームズ軍にいれて合流した時に入れ替えるようになります。システム面は大体FEと同じなのでこのシリーズが好きな方はぜひプレイしてみてください。
ビタミーナ王国物語 (ゲームボーイ 1992年 ナムコ)
ゲームボーイででたRPG。名前のビタミーナにちなんで人物、町、アイテム、敵、魔法などは大体食べ物にちなんだ名前がつけられています。独特のネーミングセンスです。またシナリオもなかなか奇抜でほかのRPGにはみられないものばかりです。正直ここまでやっていいの?という展開の連続でプレイヤーを楽しませてくれます。
またシステム面でも他のゲームボーイのRPGとは一線を画してます。特に戦闘は1対1ですがコマンド入力ではなくリアルタイム方式です。Aボタンで攻撃、Bボタンで防御、スタートボタンが逃走、十字キーの上下左右にアイテムと魔法を登録して使用するという感じでリアルタイムに戦闘します。リアルタイム方式なので行動を選ぶのが遅いと敵が先に攻撃してきます。ゲームボーイでここまでこった戦闘システムはそうそうないでしょう。ナムコといえばテイルズシリーズのようなRPGを出していますがその先駆け的なソフトといえるかもしれません。
ゲームバランスも秀逸で普通に進めていれば程よく経験値とお金が入るのでさくさくすすんでいけます。今やっても楽しめる名作RPGといえるでしょう。
天地を喰らうU 赤壁の戦い(アーケード 1992年 カプコン)
本宮ひろ志原作の三国志の漫画「天地を喰らう」を題材にしたゲーム。といっても漫画は赤壁の戦いまで書かれていない為、実際にはキャラデザインのみ漫画を参考にした感じです。
ゲーム内容はカプコンの「ファイナルファイト」シリーズと同じ横スクロールアクションになります。プレイヤーは劉備軍の武将の中から一人選択し曹操軍と戦うという内容です。武将は五虎将軍から選ぶのですが何故か馬超の代わりに魏延が五虎将軍になっています(史実では黄忠も魏延も赤壁の戦いのときは劉備軍ではありませんがゲームなので気にしたら負けです)。操作はファイナルファイトとほぼ同じですが三国志らしく馬に乗ることもできます。騎乗すると槍による攻撃や馬の突進攻撃など強力な技が使えますがいくらかダメージを受けると馬から落とされます。馬は相手の武将から奪うかアイテムで呼ぶか使えないのでとれる時は取ると楽になります。画面せましと群がる雑兵を蹴散らす様はまさに一騎当千の爽快感があります。
このゲームだと曹操軍は悪役なのでボスとして出てくる曹操軍の武将はどれも化け物みたいな図体のキャラになっています。曹操軍の武将が好きな人はちょっと抵抗があるかも・・・。またこのゲームは1996年にプレイステーションで発売されています。アーケードだと最大3人で協力プレイできますがPS版は2人まで、またコンテニュー回数に制限があります(アーケードはコインさえいれればいくらでもコンテニューできますが)のでクリアするのは結構大変かも。ただいまならPSのソフトは安いですしお薦めのゲームです。
三国無双 (プレイステーション 1997年 コーエー)
まず始めにPS2(プレイステーション2)の真・三国無双とは別物です。こちらは鉄拳やヴァーチャファイターのような一対一の3D格闘ゲームです。3D格闘としては本格的なできで空中コンボとかは他の3D格闘にも負けてないです。登場キャラは12人で有名なキャラは大体入っています。孔明がビームぶっ放したり夏候淳が敵を画面最上部まで吹っ飛ばしたり曹操が無限コンボあったり呂布が強すぎたりしますが。真・無双シリーズとは違った味わいのある作品なのでぜひプレイしてみてください。
B-WING (ファミコン 1986年 データイースト)
縦スクロールのシューティングゲーム(STG)です。最大の特徴はWINGの付け替えで機体の攻撃方法が変化することです。このため状況によってWINGの付け替えが必要になってきます。WINGは10種類と豊富でそれぞれ攻撃方法が違います。ステージ中で障害物を壊すとWINGがでてくるのですが付け替えは任意でできるので自分に合っている、または敵の状況に応じて選択していきます。また自機はWINGをつけていない状態だと攻撃は弱いのですがボタンで回避できるようになります。(もっとも一瞬しか避けれずあくまで緊急回避です)
ステージ中にはワープや初期選択できる10種類以外のWINGも隠されています。もちろんSTGとしてのできもなかなかです。各ステージのボスはなかなか攻略きびしいですが。自分は20面くらいまでしかいけませんでしたが調べたら全部で45面まであるようです。やり応え充分な名作STGです。
機動戦士Zガンダム ホットスクランブル(ファミコン 1986年 バンダイ)
ファミコン世代ならみんな知ってる名(迷)作ゲーム。実は初めてでたファミコンのガンダムゲームがこれで当時はそこそこ売れたようですがその難易度は当時の子供たちには受け入れられませんでした。
しかしこのゲームは実はすごいこだわりをもって作られています。製作者のガンダムへの情熱を感じます。
 まず本作はシューティングで1ステージに地上面、宇宙面、要塞面で構成されています。地上と宇宙はコクピット視点の3Dシューティング、要塞面は横スクロールアクションというふうになっています。前半のシューティング部分はファミコンでありながら縦、横に加え奥行きを表現した3Dシューティングになっていて基本的に近くの敵(ゲーム中では丸い枠で覆われた敵が大きく表示されたら近くに、枠が小さければ遠くにという表現)から倒して無理ならダッシュボタンで振りきるというテクで攻略していきます。またサイコガンダムなど強敵は弾をばら撒きまくりな上に硬くてなかなか倒せないので注意。シューティング終わったら要塞内部に移動してアクションになりますがこれはマップを覚えるのと要塞最奥の動力炉の破壊が総てです。動力炉は弾を吐き出してくるのでこれを避けて弱点に攻撃すればよいのですが後半のステージにいくほど弾が早くなり回避困難になります。
 またこだわりの部分ですがタイトル画面でしばらく放置するとデモ画面になります。このときMSの紹介がでるのですが実に多彩なMSが登場します。TVアニメにでた敵MSはほぼ網羅されています。しかしゲーム中ではほとんどわかりません。3Dシューティング面は敵がでたら即撃破する必要があるため敵MSの姿を見る余裕がないからです。このデモ画面で製作者のこだわりを堪能してください。MS紹介が終わると要塞の紹介がでます。宇宙面から要塞面にいくときにデモが流れるのですがこの時デモに流れる要塞が紹介されます。それぞれ特徴が表現されていて知ってる人なら納得できるはずです。
 またこのゲームのタイトル画面に使われてる曲はZガンダムのアニメ前期OP「Z・刻を越えて」のアレンジです。ゲーム中に流れるのは同じくZガンダムのアニメ後期OP「水の星に愛をこめて」のアレンジです。そしてゲームオーバーになると流れるのはアニメのED「星空のBelieve」のアレンジ。効果音以外はこの3曲しかゲーム中に音楽がありません。これも製作者のこだわりでしょう。これらの曲はファミコンの音源で見事にアレンジされています。
 という感じでこのソフトはガンダムへのこだわりが詰まっています。Zガンダム好きな人はこのゲームに込められたこだわりを堪能できるはずです。ガンダムについて知識豊富な人ほど楽しめるゲームで当時の子供がやるゲームじゃないのは確かですね。
サイキックフォーッス2 (プレイステーション 1999年 タイトー)
その名の通りサイキックフォースの続編。正確にはアーケードででたサイキックフォースの続編サイキックフォース2012をPS(プレイステーション)に移植したもの。移植度は低くグラフィックのレベルはアーケードよりかなり劣っていますがPS専用のモードも追加されています。
3D対戦格闘ゲームながらゲームシステムは他のものと一線を画しています。サイキッカー(超能力者)同士の戦いという設定とういこともあり基本は空中で結界の中を自由に飛び回って戦うことに。そのためジャンプやレバーの向きによって必殺技のコマンドが逆になるということもなくなります。独自のシステムが多く慣れるまでは大変ですが操作自体はさほど難しくないためすぐに自由に動き回れるようになります。
またこのPS版はオリジナル要素としてキャラ育成ができます。単純にパラメータを上げるだけでなく他のキャラの技を装備して使うことも可能に。このモードのおかげでやりこみ要素もあります。
機動戦士ガンダムSEED DESTINY (ゲームボーイアドバンス 2004年 バンダイ)
同名のアニメのゲームは多数出ていますがこれはアニメ放映開始してすぐ発売された格闘ゲーム。GBA(ゲームボーイアドバンス)でありながら格闘ゲームとしてはよく出来ています。また発売時期の関係上、前作のSEEDのモビルスーツの数のほうが多いですがこれは仕方ないですね。
ゲームのほうはAボタンで射撃武器、Bボタンが通常攻撃、Lボタンがスラスター、Rボタンが必殺技になっています。操作はシンプルですがBボタンは十字キーとの組み合わせで連続攻撃が出せたりRボタンも十字キーと組み合わせて技を使い分けます。慣れてくると連続技の自由度が高く格闘ゲーム好きにも満足できるはず。
また基本CPUとの対戦がメインですがこの対戦時にポイントが貰えてこのポイントで隠しキャラを購入したり新しいモードを購入したりするのでやりこみ要素も豊富です。GBAということで手軽に暇つぶししたい時にお勧めの作品。もちろんガンダムSEED好きな人にもおすすめです。
Quesut of D (アーケード 2004年 SEGA)
ゲーセンでプレイできるネットワークアクションRPGです。稼動から時間が経ち撤去されたゲーセンも多数ありますがまだプレイできる場所も残っています。実はネットゲームはこれが初です。タッチパネルとレバー、ボタンを組み合わせたアクション操作は他のネトゲRPGとは比べ物にならない高いアクション性を持っています。それだけでなくRPGの基本ともいえるキャラ育成やレアイテム発掘なども押さえてあり、他のゲーセンでプレイしてる人とも協力してダンジョンを攻略することもできます。チャットは定型文しか使えませんがネトゲの醍醐味ともいえる他人との協力プレイを楽しめます。
しかしゲーセンということもあり1プレイ200円でキャラ育成やレアアイテム掘り、合成や練成といった要素をこなしていくには回数を回さないといけないので財布の中身が凄い勢いで減るのが難点です。現在はVER4まできていますがヴァージョンUPのたびにいろいろな要素が増えて財布が軽くなるので最近はプレイは自重しています。
Romancing SaGa 2 (スーパーファミコン 1993年 スクウェア)
ゲームボーイから始まったSaGaシリーズがロマンシングサガとなってスーパーファミコンに。システム的にゲームボーイとは変わりましたがロマサガシリーズの基本システムはこのロマサガ2である程度完成しました。後のロマサガシリーズに引き継がれるシステムとして技の閃き、陣形、LP(ライフポイント)、戦闘終了時に自動的にHP全回復、などなど多数あります。
このロマサガ2はアヴァロンという国の皇帝と過去の伝説の七英雄との戦いの歴史であり総勢200人を超えるキャラがでてきてその誰しもが主役たる皇帝になれます。200人といっても一つの職業ごとに10人のキャラがいて名前と色が違うだけですが。ただ同じ職業でもキャラによって得意武器が違ったりパラメーターも違うので同じ職でもキャラによって使えるキャラと使えないキャラがでてきます。また皇帝として武器の開発や町の開発などなどいろいろできることがあります。
またロマサガの魅力として戦闘の楽しさが挙げられます。戦闘では技や術を使って戦いますが技は戦闘中に閃くことによって習得します。新しい技を閃いた時はわくわくできます。最強クラスの技は見た目も派手で強くてかっこいいです。また後半は敵が強くなるので戦闘の難易度は一気に上がります。特にラストはサガ史上でも最強クラスの強さです。
シナリオも魅力的ですが戦闘の楽しさは他のRPGと比べてもこのゲームに勝るものはそうそうないと思います
キャプテン翼W プロのライバルたち (スーパーファミコン 1993年 テクモ)
キャプテン翼をゲーム化したシリーズの第4弾。一作目は原作を再現したものですが2作目からはゲームオリジナルの展開に。このシリーズは5作目まででていますがここでお勧めするのは4作目。サッカーゲームですが基本コマンド選択でゲームは進行していきます。技をだすのにガッツを消費するのでこれを上手くやりくりしながら技をだします。3作目からは対戦プレイも出来るようになっていて対戦も結構楽しいです。
ではなぜ4作目を勧めるかというとサッカーぽくないからです。この4作目はばしばし点が入ります。一試合に10点以上はいることも。理由は簡単でパラメータの調整ミスぽいです。パラメーターの浮き球に対する数値が通常の状態より異常に高くなっています。高レベルになればその差がさらに拡がりもはやどんなキーパーも浮き球からのプレイが止められません。つまりゴール前でセンタリングが通るとディフェンダーがブロックしない限りキーパーでは止められないのです。そのため敵も味方も点の取り合いに。まあサッカーぽくないってことで賛否評論あると思いますが。またシナリオも結構豊富で面白いです。今は当時と違い原作の続きが現在進行形で続きがでてますがゲームはゲームでオリジナルのシナリオなのでキャプテン翼好きならぜひプレイして見て下さい。
バーチャロン オラトリオタングラム(アーケード 1998年 SEGA)
ロボットを操作して戦うゲームといってしまえばそれまでですがこのゲームの凄いところは2本のスティックとそれについてる4つのボタンだけでアニメ顔負けのロボットの大立ち回りができることでしょう。ロボット好きにはたまらないゲームです。このゲームはジャンルが何故かシュミレーターになっています。ロボットで対戦するというよりロボットを自由自在に動かすことができるっていうのが売りというわけです。
もちろん対戦も手抜きはありません。バーチャロンシリーズは何作かでていますがこのオラトリオタングラム(通称オラタン)は1対1の対戦の完成度はシリーズ最高といわれるほどの出来です。いまでも充分面白いといえるでしょう。ドリームキャストにも移植されていますがこちらも完成度は高いです。しかしゲーセンでもほぼ見かけなくなりましたしドリキャス自体が生産されてない今となってはプレイするのも困難ですね・・・。個人的にはPS2あたりでリメイク(そのまま移植でも可)してほしい作品です。ちなみにバーチャロンシリーズではRAIDENというバーチャロイドを使っていました。
ウィザードリー シリーズ
ウィザードリーはもともとTPRGだったものをパソコンで再現したもので世界でも最古のコンピューターRPGといって差し支えないでしょう。ドラクエもFFもこのゲームのシステムを参考に作られました。
ウィザードリーは基本的にダンジョンを潜って最下層のボスを倒すのが目的です。途中の仕掛けを解除するために中ボス的なモンスターが配置されてるくらいであまりシナリオは重視されていません。
しかしこのゲームの魅力はキャラメイクとレア掘りにあるといっても過言ではないでしょう。キャラは種族を選んでそれにボーナスポイントを振り分けてパラメータを調整して完成です。また職業も豊富で最初は下級職のみですがステータスが一定値に到達すれば上級職に転職できるようになります。転職するとパラメータは初期値になり魔法の使用回数も減ります。魔法使いから戦士になれば魔法の使用回数は減るものの魔法を使う戦士が作れます。(この転職システムを参考にしたのがドラクエV)キャラには年齢が設定されていて宿屋に泊まると年を取ることがあります。転職でも年を取ります。年を取りすぎると老衰したりします(まずそこまでは普通いきませんが)。このゲームにはレベル上限がありません。したがっていくらでもレベルあがります。自分は500レベルくらいまであげました。(上げすぎるとバグるらしく実質そこがカンストのようです)
キャラメイクと並んで魅力なのがレア掘りです。敵を倒したとき宝箱がでるとまず大抵宝箱には罠がかかっています。これを盗賊に調べさせると罠の種類が判別できるのでその後罠の種類を選んで解除します。大掛かりな罠だと解除に失敗、即全滅することも・・・。また拾ったアイテムは未鑑定の状態の場合があり店で鑑定してもらうか上級職の司祭に鑑定させます。初期のウィザードリーには3種の神器ともいうべきレアがあります。いずれも上級職用の専用装備で君主の聖衣、ムラマサブレード、手裏剣の三つです。これらのレア物を手に入れるために延々ダンジョンに潜っていたものです。
1981年にアップル用ソフトウェアとして作られてから大分たちますがいまでも名作といえる作品です。ただしゲームバランスはマゾいです。今時の温いゲームとは一味違いますがだからこそお勧めするゲームです。
魔界塔士SaGa(ゲームボーイ 1989年 スクウェア)
人生で一番最初にハマッたゲーム。ドラクエでもFFでもなくこれでした。レベルの概念のない成長システムや使用回数のある武器、戦闘終了後に勝手に覚える特技、仲間のモンスターは倒した敵の肉を食って変身とか当時としては斬新なシステムがめじろ押し。これがゲームボーイでできるRPGなのかと感心したものです。
システムだけでなくシナリオもなかなかでした。基本的には塔の最上階にある楽園を目指してひたすら塔を上っていくという話ですが途中にいろいろな世界があってそこでストーリーが展開されます。
名作ですがゲームボーイということもあり現在では入手は難しいと思われます。PC環境ある人ならエミュでプレイする価値のある作品です。ただしこの作品バグが多いです。自分も初めてやったときバクが発生して進めなくなり泣く泣くやり直しました。またラスボスはスクウェアらしく強いです。しかし何故かチェーンソー使うと一発で死にます。(クリアできない人用の救済処置?)


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